リテラシー低めの資産運用

金融リテラシー低めな既婚リーマンが30代でようやく始めた資産運用を公開します。

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iDeCoの掛金額を上限から引き下げる話

どうも、しぃ (@maisonshie) | Twitterです。

 

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みなさん「iDeCo」利用されているでしょうか。

所謂、個人型確定拠出年金と言われている制度で、

 

政府「個人の将来の話なんだから個人でどうにかして!税控除するから!

 

っていう例のやつです。

 

今日はそんなiDeCoの掛金額を減額する話です。

 

iDeCo制度について

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iDeCoのメリット

iDeCoってなんぞや?って方に簡単にご説明すると、

 

①積立時に住民税所得税が軽減できる

iDeCo口座で投資信託を運用すると運用収益がすべて非課税

③受取時にも退職金や年金として控除が適用される

 

詳細は以下のリンクをご参考ください。

search.sbisec.co.jp

 

なんだかメリットしかないようなiDeCo制度ですが、ちゃんとデメリットも存在します。

iDeCoのデメリット

①長期間の資金拘束(60歳まで引き出せない)

投資信託に投資するので元本割れのリスクがある

手数料がかかる

④出口戦略を考えないといけない

 

補足すると②の投資先には元本保証の定期預金もあって元本割れのリスクがない代わりに、社会全体のインフレリスクが存在します。

また、③の手数料問題ですが、SBI証券やその他の金融機関は手数料無料と大々的に広告していますが、それとは別に国民年金基金連合会等に支払う初回手数料管理手数料は決められた額を支払わなければなりません。

※以下の画像はSBI証券iDeCoを利用した場合の参考です。

 

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さらに、管理手数料収納の都度掛金から徴収されるものなのですが、これは掛ける金額に比例せず一定額を支払う必要があるため(SBI証券は171円/回)掛金額を少なくすればするほど、支払う手数料の負担が大きくなります。

 

iDeCoの掛金額を変更する件

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ようやく本題です。

ここまで長々説明してきて手数料の件もあったのに、なぜ掛金額を上限から減額するのか。

 

理由① 資金拘束

いや、それわかってたやん!笑

そうですよね。でもこれが一番の理由なんです・・・リテラシー低めですね〜

確かに積立はできるんですが、今の年齢から今後そこそこ大きい金額を動かせられないのは、急な出費に対応ができない点で弱すぎますよね。

バランスを見て、若いうちは積立金額を下げて、ある程度ライフイベントが済んだ段階もしくは現金の保有金額が十分であると判断した段階で掛金をあげればいいじゃんって話です。

 

理由② 手数料はペイできちゃう

前述した手数料の問題ですが、SBI証券では管理手数料が171円/回です。

単純計算、171円/回 × 12ヶ月 × 約30年 =61,560円 なんですが、

60歳まで掛金10,000円/月 利回り3%で計算しても 運用益は190万円程度です。この時点で余裕でペイできてますが、iDeCoがさらに強いのは住民税と所得税の控除があるので、年収500万円だったら約24,000円/月ほど収める税金が減額できます。

ようはそこまで気にしなくてもいいかなって話です。リテ低〜 

iDeCoの掛金額を変更する方法

上記の理由で減額を予定しているのですが、手続きはネットだけで完結できると思いきや、金融機関から資料を請求しなければなりません。その手順をご説明します。

ちなみに、今回ご紹介するのはSBI証券での手続き方法になります。

 

まずはネットで資料請求の手続き

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SBI証券iDeCo」にアクセスします。以下URL参照。

https://go.sbisec.co.jp/prd/ideco/ideco_top.html

上記画像赤枠の「各種申請/変更手続等」をクリックします。

 

 

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 次に、希望されるお手続きにある「掛金額を変更したい」をクリックすると、いくつか質問事項があるので回答します。

すると請求フォームが開くので必要事項(基礎年金番号、氏名、住所、電話番号)を入力し確認画面へ進んでください。

最後に内容を確認し「請求する」をクリックすればネットでの手続きは完了です。

 

 

請求した資料が届いたら必要事項を記入して返送

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私の場合はネットでの手続き後、2〜3日で請求した資料が届きました。

加入者掛金額変更届が同封されているので必要事項を記入し返信用封筒で返送して手続き終了です。

また、添付書類として本人確認書類のコピーが必要になります。運転免許証や個人番号カードですね。書類の締切日は毎月14日(必着)とのことです。

 

 

まとめ

人によって年齢や年収、保有している資産額が異なるので一概には言えませんが、これからiDeCoを検討する方や、すでに加入していて掛金額を変更したいと思っていた方に少しでもご参考いただければと思います。

 

それでは。